2025.09.30|グルメ
					京都北部の味覚満載
海自コラボも
丹鉄・くろまつ号、出発!
				
										レストラン列車の丹後くろまつ号(宮津市文珠・天橋立駅)
									京都府北部を走る「京都丹後鉄道(丹鉄)」のレストラン列車・丹後くろまつ号の秋冬コースが10月から始まる。今年は海上自衛隊舞鶴地方隊(舞鶴市)とのコラボコースもあり、府北部ならではの料理と車窓の絶景で乗客をもてなす。
丹後くろまつ号は季節ごとに春夏、秋冬用と食のメニューを替えている。今回は、モーニング(7千円、福知山―天橋立駅)、ランチ(1万5千円、天橋立―西舞鶴駅)、海自コラボ(4500円、天橋立―西舞鶴駅)の3コース。同乗するアテンダントによる沿線の案内もある。
										ステンレス製のプレートを使い、海自護衛艦内の食事を再現したメニュー(くろまつ号車内)
									
										列車内で販売されるくろまつ号の乗車記念グッズ
									モーニングは大江山の鬼退治伝説をイメージし、鬼のこん棒に見立てたパイコルネのほか5品。ランチは竹野酒造(京丹後市)の酒かすを使ったサワラの幽庵焼きなど地元・丹後の食材を多く使う。
海自とのコラボコースは、舞鶴を母港とする護衛艦「みょうこう」の艦内食レシピ。再現したビーフカレーや舞鶴茶の抹茶を使ったムースフロマージュを味わえる。また、栗田駅では海自の制帽をかぶり、くろまつ号との記念撮影もできる。
アテンダントの尾﨑麗奈さん(22)は「景色や料理、列車内のBGMなど五感で楽しんでほしい」と話す。
来年3月までの金、土、日と祝日に運行する。乗車の予約は、京都丹後鉄道のホームページから受け付ける。
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