移住者つなぐ一期一会
多彩なランチはいかが
まちまち案内所
ボロネーゼ、豆腐カレー、ピリ辛の鶏料理…。曜日によって料理担当者が変わり、地元食材を中心にした手作りランチが味わえる。
京丹後市峰山町の材木店を改装した木造2階建ての建物は交流施設だ。子育て支援事業やダンス教室、ブックイベントなどに使われ、多様な人が集い、出会う場でもある。
建物はもともと、同市で移住相談を担う一般社団法人「丹後暮らし探求舎」が相談業務を行っていた。さまざまな人が集える場をつくろうと、同舎メンバーやアーティストらが運営会社を立ち上げ、交流スペースとして5年前にオープンした。
当初、ランチは行っていなかったが、翌年から始めた。自身も厨房に入る探求舎理事の小林朝子さん(43)は「家庭料理を外食で味わえるようにしたかった。季節のものや地域の食材を使った料理が基本。飲食店を今後やりたい人、料理やコミュニケーションが好きな人が担当している」と説明する。
料理人は北海道出身の小林さんも含め、京丹後市への移住者だ。弥栄町で国産大豆を使った豆腐を作る平岡紫保さん(51)は「京丹後の野菜と自分の豆腐を組み合わせて作るのが楽しい」と語る。
一昨年に大阪府から久美浜町に移り住んだ藤井千恵さん(46)は「具だくさんのみそ汁を基本に、ご飯がしっかり食べられるおかずを作る」と笑顔で料理を紹介する。
京都市と2拠点生活中という新メンバーの大浦晃一さん(49)は京丹後市内の郵便局に勤める傍ら月に一度、独学のスパイスカレーを提供するという。
小林さんは「一期一会のランチ。ケーキも用意してカフェ利用も増やしていき、もっと気軽に来られる場所にしたい」と意気込む。
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