2026.03.09|

丹後のシン名物料理
地元料理人らが提案
試食会の評価はいかに?

料理人たちが提案した丹後の海産物を生かした創作料理

丹後地域の海産物などを生かして考案した創作料理を試食する「シン名物料理提案会」が3月2日夜、京丹後市弥栄町の飲食店「魚菜料理 縄屋」で開かれた。各市町で店舗を構える料理人9人が変化に富んだ創作料理を提供し、試食した出席者らと意見を交わした。

丹後の新しい「海の幸ブランド」を作るため、京都府丹後広域振興局が催した。

集まった料理人は、創作の日本料理やピザ、ラーメン、ジビエ、フレンチ経験を持つ焼き鳥の職人など、丹後で名の知れた個性的な腕利きばかり。彼らは研究会をつくり、年2~3回、テーマや食材を決めて新メニュー作りに取り組んでいる。コメンテーターとして地元の酒造業者や観光、旅館関係者、料理研究家、漁師ら10人が参加した。

提案会では、ナマコのコース料理をはじめ、タコの焼きしゃぶやカキと鹿肉のソーセージ、タラとジャガイモのフリットやサワラのハムとアカモク、焼きアゴの釜玉油そばなど豪華でユニークな料理が並んだ。

各コメンテーターは、一品ずつ味を確かめながら名物料理として期待できるか、「ハレの日」の料理になるか、などのテーマに沿ってコメントシートに感想を書き込んだ。今後、料理人たちがこれらのコメントを参考に、より完成度の高いメニューに仕上げていく。

料理人を代表し、縄屋の吉岡幸宣さん(51)は「料理人や試食をした人が一丸となって丹後に新しい料理ができるように広めてもらうことで、本当の名物料理になっていくと思う」と話した。コメンテーターを務めた「京丹後宿おかみさんの会」座長の丸田智代子さんは「多くのメニューを考えていただき、料理人の皆さんが丹後地域を大切にされて名物料理ができるかを一生懸命考えているのを感じた」と感想を述べた。

 

新たな名物料理を提案した料理人たち(京丹後市弥栄町・魚菜料理 縄屋)

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