サッカーと料理長
おにぎり、豚汁いかが?
QUEENS cafe
京丹後市を拠点に活動する女子サッカーチーム「KYOTO TANGO QUEENS」が、同市峰山町の金刀比羅神社近くにカフェをオープンした。白が基調の店内は明るく、チームの大きなロゴが映える。カウンターと三つのテーブルで計12席ある。
料理長は藤根有彩さん(28)で、昨年1月に京丹後へ移住してチームに加入し、ディフェンダーとして活躍する。友人らに手料理を振る舞うのが好きで、引退後に飲食業を起業する夢も描く。
関西女子1部リーグに昇格したばかりのチームは昨季3位と好成績を残した。シーズン終了後、来季に向けた面談で、チーム運営会社の吉野有香社長から「選手のキャリア形成をチームとして支援するため、カフェを開業する」と聞いた。スポンサーの地元工務店が 料理整備する空き家相談所の一角に開設する店の料理長を任された。
看板メニューは、自身が大好きなおにぎりと豚汁。藤根さんは「将来、キッチンカーでやりたいメニュー」という。お勧めの「おかかクリームチーズ」(280円)と「大葉明太子」(300円)のおにぎり2品、豚汁(450円)を食べた。
おにぎりはふんわりと柔らかい。同市弥栄町産の米で、甘みが広がる。甘く煮たかつお節と酸味の利いたクリームチーズの組み合わせは初めて。大葉とめんたいこの相性は抜群だった。こうじみそを使った豚汁は、具材が豊富で野菜のうま味を感じた。ほとんどの食材が地元産というのがうれしい。
選手と料理長の両立で地域のにぎわい創出に一役買っている。藤根さんは「まだ夢の通過点。少しでも経験を積んで将来につなげたい」と話した。
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