2023.08.18|

真夏のドラゴンカヌー 熱き疾走 京阪神から64チームが出場

互いに競い合い、好タイムを目指す
女子選手からは笑顔もはじける

竜をあしらった手こぎ舟でスピードを競う「京丹後市ドラゴンカヌー選手権大会」が8月6日、同市久美浜町の久美浜湾カヌー競技場で開かれた。選手たちは真夏の強い日差しの中、水しぶきをあげながら勢いよくカヌーをこぎ、熱戦を繰り広げた。

32回目となる今回は地元をはじめ、大阪府や兵庫県などから男女計64チームが出場。長さ11メートルのカヌーに船長と舵取り、こぎ手8人の計10人が乗り、300メートルの直線コースで着順とタイムを競った。

こぎ手は船長がたたく太鼓に合わせて「そーれ、そーれ」と声を出し、パドルで力いっぱい水をかいてゴールを目指した。こぎ手で参加した兵庫県宝塚市の男性(64)は「息がそろった時にどんどん進むのが楽しい。海も美しくて最高」と笑顔だった。

男子は兵庫県相生市の「セピア倶楽部」、女子は同市の「天照(アマテラス)」が優勝した。

 

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呼吸を合わせてパドルをこぎ、ゴールを目指す選手たち(京丹後市久美浜町・久美浜湾カヌー競技場)
外国人も気持ちを一つにし、勢いよく進む