「悪かったな、北斎の娘で」
江戸時代、破天荒な絵師・北斎が90歳で亡くなるまで、彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為。
「美人画は北斎をも凌ぐ」と言われた画才を持ち、北斎の右腕として共に暮らし続け、そして数少ない稀代の女性絵師 として、人生を描きぬいた応為。親ゆずりの豪胆さで、豪胆にして自由、男社会を駆け抜けていった先駆的な女性アーティスト・葛飾応為とは。自分の心に正直に、そして自由に生きようとした彼女が、最後にたどり着いた幸せとは—
■ 2025年10月17日(金)公開作品
只今、全国の劇場にて上映中!
- 公開(放送)年
- 2025年10月17日
- 撮影年月日若しくは公開年月日
- 2023年10月
- 監督名
-
大森 立嗣
1970年生まれ、東京都出身。父親は前衛舞踏家で俳優の麿赤児。弟は俳優の大森南朋。大学時代から8ミリ映画を制作し、俳優としても活動。2001年、プロデュースと出演を兼ねた奥原浩志監督作『波』が第31回ロッテルダム映画祭最優秀アジア映画賞を受賞する。阪本順治監督作や井筒和幸監督作など、多数の映画に演出部として携わる。2005年、長編監督デビュー作「ゲルマニウムの夜」が国内外の映画祭で高い評価を受ける。本作の原作「湖の女たち」の吉田修一とは、2013年に第35回モスクワ国際映画祭で日本映画48年ぶりとなる審査員特別賞の快挙を始め、数々の国内賞を受賞した『さよなら渓谷』以来、10年ぶりに両者のタッグが実現。監督・脚本作品として『光』(17)、『日日是好日』(18)、『タロウのバカ』(19)、『MOTHER マザー』、『星の子』(20)、『湖の女たち』(24)などがある。また俳優としても『菊とギロチン』(18/瀬々敬久監督)、『ほかげ』(23/塚本晋也監督)などに出演し活躍する。
- 出演者
- 葛飾 応為(お栄) : 長澤まさみ渓斎 英泉(善次郎) : 髙橋海人魚屋 北渓(初五郎) : 大谷亮平元吉 : 篠井英介津軽の侍 : 奥野瑛太
こと : 寺島しのぶ葛飾 北斎 : 永瀬正敏
ほか
この作品のロケ地
●こと(寺島しのぶ)と、応為(長澤まさみ)のシーン。
竹野川の流れる田んぼのど真ん中。周辺に障害物が無い事からこの場所が選ばれた。
●応為(長澤まさみ)が強風の中を駆け抜けるシーン。
他のロケ地に近く、周辺に障害物が無く竹藪が生い茂っている道がある事からこの場所が選ばれた。