人数10,000人!距離600km!予算なし!?果たして春之介はこの一世一代のプロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うことができるのだろうか!?
姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、書庫にこもりっきりで人と話すのが苦手な引きこもり侍。あるとき、藩主の松平直矩(及川光博)は、幕府に姫路から大分への国替え(引っ越し)を言い渡される。当時の”引っ越し”は全ての藩士とその家族全員で移動するという、費用と労力がとてもかかる超難関プロジェクト。
これを成し遂げるには、引っ越し奉行の手腕にかかっている。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから引っ越しの知識があるだろうと、春之介に白羽の矢が立つことに。
突然の大役に怖気づく春之介は、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)や前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。こうして引っ越しの準備が始まった!
- 公開(放送)年
- 2019年8月
- 撮影年月日若しくは公開年月日
- 2018年9月
- 監督名
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犬童 一心
日本の映画監督、CMディレクター、脚本家。ADKアーツ所属後、株式会社スカイドラム代表。
この作品のロケ地
●お国替えの引っ越しの途中、国家老の本村三右衛門(松重豊)をはじめ、引っ越し奉行の片桐春之介(星野源)、波津(富田靖子)、おらん(高畑充希)や中西監物(濱田岳)らの一部行列のシーン。(画面奥は犬ヶ岬)
※予告動画にこのシーンの一部(0:53)
日本海が見渡せる位置にある田畑、眼下には山陰海岸ジオパークスポットのひとつ「屏風岩」があり、気軽に立ち寄れる国道178号線沿いの展望所には駐車スペースもある。
〔注意〕農道へは農業者の迷惑になるため一般の方の立ち入りはご遠慮ください。
●お国替えの引っ越し途中、国家老の本村三右衛門(松重豊)をはじめ、引っ越し奉行の片桐春之介(星野源)、波津(富田靖子)、おらん(高畑充希)や中西監物(濱田岳)らの行列が唄をうたいながら移動するシーン。
※予告動画にこのシーンの一部(0:00~)
京都府農林水産技術センター・畜産センター「碇高原牧場」を見渡す高台には「碇高原ステーキハウス」があり、一面ガラス張りの窓からは開放的な放牧地が広がり、景色の向こうに日本海をみながら食事もできる。季節が穏やかな春から秋にかけて、ポニーやヒツジ、ヤギなどのふれあいコーナーも併設。
●音松(大久保祥太郎)元服祝い席。春之介(星野源)、波津(富田靖子)、おらん(高畑充希)や鷹村源右衛門(高橋一生)、監物(濱田岳)、仲田小兵衛(山内圭哉)らのシーン。
京都府内各所から移築された茅葺民家が建ち並び、周辺に障害物が無い事から、近年は時代劇ロケなどの需要が多くなった京都の撮影所御用達スポット。
※この施設は一般には公開されていません。
山陰近畿自動車道・京丹後大宮ICからも4.5㎞と近く、小野小町ゆかりの小町公園では2月になると大広間いっぱいにひな人形が飾られ、展示期間中は冬季カニシーズンに多くの人が訪れる人気の立ち寄りスポット。