仲代達矢、30年越しの想いが結実!藤沢周平の傑作短篇に豪華キャストが終結。史上初!雄大な自然を背景に“8K撮影”で挑む股旅時代劇。
美しき日本の原風景を描いた藤沢周平。「帰郷」の舞台となるのは信州・木曾福島。山深い里を舞台に物語は展開される。仲代達矢演じる主人公は老いた渡世人、宇之吉。若かりしころ、訳あって木曾福島を出奔した宇之吉は、流浪の旅を続け、病に倒れた旅の空で見た風景に故郷への思いをはせる。
老い先を悟った宇之吉は、木曾福島へ。寄る辺のない故郷。しかし、やがて宇之吉は故郷に守るべき存在を見出す。
すべてを捨てたかに見える宇之吉の、静かにそして熱く燃える心の炎。決してヒーロー然としていない老渡世人、宇之吉を主人公にした、藤沢周平ならではの股旅ものの傑作が、世界初の“8K時代劇”として、令和の時代に映像で蘇る。
- 公開(放送)年
- 2020年1月
- 撮影年月日若しくは公開年月日
- 2019年6月
- 監督名
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杉田 成道
1981年より、国民的ドラマ「北の国から」シリーズを演出。「失われた時の流れを」(90)(ギャラクシー大賞)、「1970ぼくたちの青春」(91)、「町」(98)(第52回芸術祭大賞)など多くのTVドラマを手掛ける。また、「優駿ORACION」(88)、「最後の忠臣蔵」(10)など映画作品も多数。2015年に演出した時代劇専門チャンネル藤沢周平 新ドラマシリーズ「果し合い」が、ニューヨーク・フェスティバル ドラマスペシャル部門にて、最高賞の金賞を受賞。最新作は同じ藤沢周平原作の「橋ものがたり」の一篇「小さな橋で」(17)。
杉田監督作品は2009年に映画「最後の忠臣蔵」でも、京丹後で撮影をいただいています。
この作品のロケ地
●源太(緒形直人)が飛び出すシーンや、故郷に帰って来た宇之吉(仲代達也)が、おくみ(常盤貴子)と出会うシーンなど。
京都府内各所から移築された茅葺民家が建ち並び、周辺に障害物が無い事から、近年は時代劇ロケなどの需要が多くなった京都の撮影所御用達スポット。
※この施設は一般には公開されていません。
山陰近畿自動車道・京丹後大宮ICからも4.5㎞と近く、小野小町ゆかりの小町公園では2月になると大広間いっぱいにひな人形が飾られ、展示期間中は冬季カニシーズンに多くの人が訪れる人気の立ち寄りスポット。