
菊とギロチン
Blu-ray:¥6,820(税込)
DVD:¥5,720(税込)
発売元:トランスフォーマー
販売元:ポニーキャニオン
(C)2018 「菊とギロチン」合同製作舎
※2021年12月時点の情報です。
物語の舞台は、大正末期、関東大震災直後の日本。
混沌とした社会情勢の中、急速に不寛容な社会へとむかう時代。登場するのは、かつて実際に日本全国で興行されていた「女相撲」の一座と、実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たち。女だという理由だけで困難な人生を生きざるを得なかった当時の女たちにとって、「強くなりたい」という願いを叶えられる唯一の場所だった女相撲の一座。様々な過去を背負った彼女たちが、少し頼りないが「社会を変えたい、弱い者も生きられる世の中にしたい」という大きな夢だけは持っている若者たちと運命的に出会う。立場は違えど、彼らの願いは「自由な世界に生きること」。次第に心を通わせていく彼らは、同じ夢を見て、それぞれの闘いに挑む――。
時代に翻弄されながらも、歴史の影でそれぞれの「生きる意味」を模索して、もがき、泥だらけになり、時にかっこ悪い姿をさらしながらも、自由を追い求め、世界に風穴をあけたいと願った若者たちの物語を、フレッシュな「今」を感じさせる役者たちで描く――アナーキーなエネルギーが溢れだす青春群像劇。
- 公開(放送)年
- 2018年7月
- 撮影年月日若しくは公開年月日
- 2016年10月
- 監督名
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瀬々 敬久
日本の映画監督、演出家、脚本家、俳優。手がけた作品に『MOON CHILD』、『感染列島』、『ヘヴンズ ストーリー』、『アントキノイノチ』、『64-ロクヨン- 前編/後編』、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』、『友罪』、『糸』、『護られなかった者たちへ』などがある。
この作品のロケ地
●女相撲興行の一行が休息を取るシーンのほか、中濱鐵(東出昌大)と花菊ともよ(木竜麻生)とのシーンなど。
※予告動画にシーンの一部(0:58~)
大江山の鬼退治伝説で鬼を封じ込めたとされる、山陰海岸ジオパークスポットの「立岩(たていわ)」。古くから時代劇など、映画やドラマの撮影では定番スポット。
●関東大震災直後の混乱の中での芋畑でのシーン。
撮影時には収穫が終わっているため、農園には芋つるなどを処分せず畑に残していただき撮影を行った。
京丹後では秋になると国道沿いの直売所の店頭に並ぶ「さつまいも」。丹後の砂丘で栽培されるさつまいもは、地元だけでなく観光客にも人気。