あみのじんじゃ
網野神社
日子坐王(ひこいますのみこ)、住吉大神(すみよしおおかみ)、浦島伝説ゆかりの水江浦嶋子神(みずのえのうらしまこのかみ)の三柱の神さまを祀った神社。延喜式内社(えんぎしきないしゃ)であるので創立は10世紀以前とみられています。元々は、三箇所に御鎮座されていたものを享徳(きょうとく)元年(1452)9月に現在の社地に合併奉遷されたと伝えられています。 現在の網野神社の本殿は一間社流造で、大正11年(1922)に建てられたものです。拝殿は入母屋造(いりもやづくり)の正面千鳥破風(しょうめんちどりはふ)と軒唐破風(のきからはふ)付きで、こちらも大正11年に本殿と同じくして建てられましたが、昭和2年の丹後大震災の被災により、昭和4年(1929)に再建されました。本殿や拝殿など8棟の建築物が国の有形登録文化財に選定されています。毎年、夏に行われる「愛宕神社例祭」では迫力あるマンドリ神事が行われます。
- 住所
- 京都府京丹後市網野町網野