映画監督への夢を抱き、業界での仕事に励む守。
敏腕プロデューサー章子との出会いから自主映画を撮り始めるのだが、思いもよらぬ事がきっかけで撮影中止に追い込まれる。
そんな中、敬愛する祖母の訃報の知らせが・・・。
夢を捨て下町の時計店での日常を送る守のもとにある知らせが、そして、自身も難病に侵されていることを知る。
途方に暮れ、かつての留学の地・韓国へ、そこで映画俳優を目指すジェボムと出逢うことから
―― 新たな物語が動き出す ――
日本と韓国のキャスト・スタッフが贈る二つの愛。
難病と闘う守と章子の行方は?
ソン・ミンギョンをヒロインにむかえ描かれるもう一つの映画をフルレングスで本編中に描き出す特殊な演出も見どころです。
- 公開(放送)年
- 2020年10月
- 撮影年月日若しくは公開年月日
- 2019年9月
- 監督名
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上田 時高
1972 年、日本、大阪生まれ。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)舞台・映画・テレビ学部舞台芸術学科卒業。
メル・シャピロー、トム・オースなどに師事。 在学中、舞台芸術学科初の全建物を使用した、第1 回シアターフェスティバルに企画から加わり一演出家としても作品を出展する。
在米中:舞台・映画・テレビ・CM・MV等にて役者・ダンサー・照明デザイン・演出と多岐に渡りメジャー及びアカデミック両方において経験を積む。 世界に存在する民族の文化・習慣・音楽・遺跡及び芸能などを実体感する為、中国・東南アジア・中央アジア・中東・北アフリカ・ヨーロッパ・南米の国々を放浪する。
パフォーミングアートカンパニー[夢進界]を結成、団長を務める。(在米中)
Theater Café Nyan(自由表現空間)をプロデュース、アートディレクターを務める。(現在:日本/大阪)
2009 年から毎年開催されたNYAN Festival にて空間デザインを担当。
2018 年、長編映画[わすれなぐさ]にて脚本・監督。
2019 年、日韓合作映画[ただ傍にいるだけで]にて監督。
この作品のロケ地
●守(大野洋史)と、章子(野中朋子)の初コラボによる、守の初監督作品の撮影風景シーンなど。
地区名でもある円頓寺。ここのお寺の所有物には、国指定重要文化財「円頓寺木造薬師如来坐像及両脇侍像」がある。
●物語の、中~後半の起点になるような重要なシーン。
京都府の北西部・京丹後市久美浜町にある風光明媚な景勝地です。
町は日本海と久美浜湾に挟まれた地形が天橋立に似てることから小天橋と呼ばれるようになり、その美しい海岸線は山陰海岸国立公園に指定されています。