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京丹後市の食

京たんご梨

日本には古くから梨が自生しており、紀元前から食用とされていたと考えられています。梨の栽培についての最古の記録は、『日本書紀』(720年)や『風土記』(8世紀初頭)に見られ、当時から梨が栽培されていたことが分かります。古代から続く伝統と、近代における品種改良や栽培技術の進展を経て、現代に至るまで発展してきた果物です。

京たんご梨

〇特徴
さっぱりとした甘みと上品な味わいを持つ青梨。果皮が滑らかで形が良いのが特徴です。糖度は11.5度以上、果形が球形で312g以上のものが基準となっています。

〇歴史
明治末期から網野町、久美浜町で梨の栽培がスタート。
戦前には、二十世紀梨が導入され、先進地である鳥取県から技術を学びました。
平成12年に京のブランド産品として登録。

〇栽培方法
手間をかけた袋掛けを2度行うことで、果実表面を美しく仕上げています。
1本の樹に成らす果実の量を制限して、より甘く、より大きな果実を栽培。

美味しさの秘密

①京丹後市の地理と気候
・寒暖差のある気候 京丹後市は昼夜の寒暖差が大きく、特に秋の収穫期にはこの気温差が梨の甘さを引き出します。寒暖差により、梨は糖分を蓄積し、濃厚な甘みを持つ果実が育ちます。

②厳選された品種と栽培方法
・二十世紀梨とその改良品種 京たんご梨は主に「二十世紀梨」やその改良品種(ゴールド二十世紀、おさ二十世紀など)を栽培しています。
これらの品種は、さっぱりとした甘味とシャキシャキとした食感が特徴で、上品な味わいが楽しめます。
・袋掛けの徹底 京たんご梨の栽培では、袋掛けを2度行う事が一般的です。袋掛けは果実を外部からの影響から守り、果皮を美しく仕上げるための重要な作業です。この手間がかかる作業が梨の見た目と品質を向上させています。

③適度な栽培密度と間引き
・果実の間引き 1本の木に成らせる果実の数を制限しています。間引きを行うことで、残った果実に十分な栄養がいきわたり、より大きくて甘い梨に育ちます。これにより、糖度が高く、味が濃厚な果実ができあがります。

丹後地域特有の自然環境と、農家の細やかな栽培技術が、美味しさの秘密です。
京たんご梨は、見た目の美しさと味の両方で高い評価を受けており、全国にファンが多い梨のひとつです。

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