浅田文学<新選組>第二弾となる『輪違屋糸里』(文春文庫刊)が、待望の映画化となる。歴史が大きく変わろうとしている渦の中で、大義をもって都を守り、そして恐れられた新選組の姿を女性の視点で描いたの物語。
背景となるのは、結成当初の彼らにとって最も重要な事件。筆頭局長であった芹澤鴨の暗殺に隠された謎。武士でない者たちの武士になるための踏み絵ともいえる暗殺事件の陰で、花街の「美」と、儚い夢の「哀」が交錯する。
- 公開(放送)年
- 2018年12月
- 撮影年月日若しくは公開年月日
- 2016年11月
- 監督名
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加島 幹也
『必殺』シリーズ、『土曜ワイド劇場』で助監督を務め、テレビドラマ『鞍馬天狗』(91)で監督デビュー。主な監督作品は、テレビ時代劇『鬼平犯科帳』シリーズ、『喧嘩屋右近』シリーズ、『部長刑事』シリーズ、『いのちの現場から』(06)ほか、多数。
- 出演者
糸里 : 藤野涼子
土方歳三 : 溝端淳平
吉栄 : 松井玲奈
平山五郎 : 佐藤隆太
お梅 : 田畑智子
音羽太夫 : 新妻聖子
芹澤鴨 : 塚本高史
松平容保 : 榎木孝明(特別出演)
甘味処の隠居 : 石濱朗(特別出演)ほか
※太字は下記ロケ地にて演じられた方々。
この作品のロケ地
●本編冒頭の吉栄(松井玲奈)のいる浜で、チャンバラ遊びをしている子供たちのシーン。物語終盤の生まれた赤ちゃんに話しかける浜辺のシーン。
時代劇をはじめとする映画やドラマのロケで使用される定番スポット。 夏季は海水浴場として賑わい、冬期はサーフィンを楽しむ人たちにはお馴染みの浜。