「久美浜かき」が養殖される久美浜湾は砂州(さす)よって日本海と隔てられ、波荒い日本海に面していながら波静かで、カキが成長するのに必要なプランクトンも多く、養殖に適した条件を備えています。また漁業者は、種カキの成長に合わせて種カキの水深を変えて水温調整するなど、久美浜かきの品質の向上と鮮度の保持には最大限の努力をはらっています。
「久美浜かき」とは
久美浜湾のカキの養殖景観(京都府選定文化的景観)
久美浜湾内西の河内(かっち)湾の牡蠣棚は規模が最も大きく、砂嘴の西端を視点場として南側を見渡したときの、牡蠣棚と背後の山地が織りなす風景は、地域の代表的な文化的景観となっています。
「久美浜かき」を食べるなら
「久美浜かき」を心ゆくまで堪能できるお店を紹介!
フルコースはもちろん、カキ小屋にカキクルーズなど京丹後ならではのお店がおすすめです。
久美浜かきの養殖は海面に竹や間伐材で作ったカキ筏に種カキをロープで取り付け、吊り下げます。早春の3~4月頃に筏に吊り下げられた種カキは、天然の植物プランクトンを餌として成長し、11月から久美浜地域の飲食店等で食べることができます。