クラフトジンとは
京丹後の”水”
丹後半島の様々な地点で水質調査を行い、「超軟水」と「超硬水」に巡り合うことができました。
超軟水は口の中で優しく広がるのに対し、超硬水は舌で感じられる味覚を広げるなどの特徴があります。
フレッシュクラフトジンに調和した自然の恵み「水」にもこだわり、作られています。

京丹後の”森”
標高683m。丹後半島の山林には、300種類以上の薬草薬樹が自生しています。
手摘みした植物をフレッシュなままに蒸留したジンは、丹後の豊かな森を想起させる味わいと香り。
伝統的なスパイスをはじめ、蒸留当日に採取するクロモジや、熱した石で焙煎したクマザサなど14種類のボタニカルの特徴が引き立つよう手が加えられています。
森の恵みを、その息吹ごと閉じ込めた「森が香る」クラフトジン。

つくりたいもの
丹後半島という秘境の自然と調和しながら、森と水と人との繋がりを大切に、手間を惜しまず、時間をかけて1本1本を丁寧に仕上げています。
自然と向き合い、“いま必要な豊かさとは何か”を問うジンづくり。機械的な大量生産ではなく、土地の声を聴き、風土を醸す一滴を求めて。
■蒸留責任者 | 真山(しんざん)
2000年京都府生まれ。自然香の創作線香屋、自然農法のお茶農家、京都の有名寺社を手がける庭師の下で修業を積む。
京丹後の森に出会い、山に暮らし、自然の気配と向き合いながら、自然と人との“循環と調和”を紡ぐ蒸留家の道へ歩み出す。

世界が認めた”京丹後生まれのクラフトジン”
Mairingen Fresh Craft Ginが世界最高峰のスピリッツコンペで”最高金賞”を受賞!
京丹後舞輪源蒸留所が手掛ける「Mairingen Fresh Craft Gin (ORIGINAL)」が、世界三大スピリッツコンペティションの一つ「San Francisco World Spirits Competition 2025」にて、最高評価である【最高金賞(Double Gold)】を受賞。さらにその中から選ばれる「ベスト・オブ・クラス」にもノミネートされました。
また、2024年リリースのプレミアムライン「Mairingen Extra Fresh Craft Gin 2024 (PREMIUM)」も【金賞(Gold)】を同時受賞。
蒸留所の創業からわずか1年という短期間での快挙となりました。
世界が注目する品評会「SFWSC」
SFWSC(San Francisco World Spirits Competition)は、2000年に設立された世界的な酒類品評会。
2025年は、世界中から集まった5,000点以上のスピリッツを、55名の経験豊富な専門審査員が審査。ラベルやブランド情報を伏せた「ブラインドテイスティング」により厳正に評価します。
中でも「最高金賞(Double Gold)」は、全審査員が満場一致で「金賞」と評価した製品のみに贈られる名誉ある称号で、世界中の蒸留家が目指す最高峰です。
ーMAIRINGEN 舞輪源ー
1987年にキャンプ場「森林公園スイス村」が開設。
スイス村の名を冠した「ヴィラ・マイリンゲン」はミラーボールが輝く華やかな社交場として、多くの利用客で賑わいました。
時代の流れとともに忘れられた昭和レトロの建物が、現在の「京丹後舞輪源蒸留所」です。
舞/輪/源
思うままに動かす/めぐらせる/みなもと
京丹後の山の中で、地球・自然の流れと共生、
蒸留を通した生活を模索し、めぐらせる。
その発信の場(みなもと)としての役割。

ジンといえば4大スピリッツ”ウォッカ・ラム・テキーラ”に並ぶひとつですが、近年、原料や製法がさらに突き詰められ、「クラフトジン」が注目を集めています。
クラフトジンは、蒸留所特有のボタニカルが使われます。そのため「飲む香水」と呼ばれ、原料に使用する各地の素材が香り、地域性を色濃く感じられるのが魅力です。
素材にこだわったものが多く、上質で味わい深いジンをお楽しみいただけます。