池波正太郎の人気時代小説『剣客商売』が原作のテレビ時代劇。
小兵衛は釣り場で盲目の老武士と知り合う。一方、大治郎は六郷左門一味が老僧をいたぶる現場に出くわして、これを助けた。老武士と老僧は旅の連れ合いだった。秋山父子は六郷一味が、この老人二人を狙っていることを知って・・・。
老い行く身を支えあう、内藤武敏と日下武史の二人が哀愁を誘う演技が印象的な作品。
- 公開(放送)年
- 1999年
- 監督名
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井上 昭
日本の映画監督。京都府出身。
近年では『鬼平外伝シリーズ』(『夜兎の角右衛門』・『熊五郎の顔』・『正月四日の客』・『四度目の女房』)や『藤沢周平 新ドラマシリーズ』(『遅いしあわせ』・『冬の日』・『小ぬか雨』)(いずれも時代劇専門チャンネル)の演出を手掛ける。
この作品のロケ地
●老武士(日下武史)と、老僧(内藤武敏)との旅途中での海岸シーン。
古くから数々の映画やドラマの撮影が行われ、夏季は海水浴で賑わう浜辺。山陰海岸ジオパークスポット「立岩(たていわ)」があり、間人(たいざ)の地名の由来の元になった聖徳太子のご生母「間人(はしうど)皇后母子像」や、竹野川河口には木製の「てんきてんき橋」が架かる。近くには道の駅てんきてんき丹後がありオートキャンプ場も併設されている。